それは少年時代の体験でした。

私の家の近所に野良猫が住み着いてまして、
猫好きの私は毎日のように可愛がってました。

ある日その猫が妊娠し４匹の赤ちゃんを出産します。
子猫たちともすぐに打ち解けたのですが、
なぜか１匹だけ怖がってなついてくれません。

毎日エサをあげ、仲良くなろうと努力しました。
決してこちらからは近づこうとせず、
向こうが安心して近寄ってくれるまで・・・

その甲斐あって、恐怖心をだいぶ払拭することができました。
警戒しながらも、直接私の手からエサをとるほどに。
ホントうれしかったです＾＾

手の届く距離に大好きな子猫がいる。
抱っこしたり、頭を撫でたり、可愛がりたい！

でも今それをやると、子猫は逃げてしまうかもしれない。
これまで築いてきた信頼関係が壊れ、
二度と私の所には来てくれないかもしれない。

自分の欲求を抑える葛藤。
信用を失う事の恐怖。
色んな気持ちが入り混じった複雑な心境でした。


くすぐりプレイの最中にセーフワードを聞くと、
この時の気持ちがよみがえります。

ホントはもっともっとくすぐりたいけど・・・
ここで止めないと信頼関係が崩壊する・・・

ジレンマをかかえながらくすぐりを中断しますが、
ちょっとだけ・・・１０秒位、意地悪しちゃいますｗ

やっぱり信頼関係は大切ですよね！

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